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2014年10月27日

岡山ペリネイタルミーティング2014

新生児外科症例

こんにちは。片山です。

今回は10/23に行われた岡山ペリネイタルミーティングについてのお話です。

毎年1回、当院の産科、新生児科、小児外科が当院での医療活動報告を行う場所です。

ペリネイタルとは周産期、ミーティングというのは会議とか報告会とかいう意味であり、つまり各科の周産期関連の発表となります。

この会にこられている方々は近隣の開業医や病院の先生方および看護師助産師さんなど多職種に渡ります。

なので、紹介してもらった先の病院の関係者の方々に、一体私達が送った患者さんがどうなったのか、ということを知っていただくよい機会なのです。

当科では毎年新生児外科と題打って、新生児で当科に入院した患者さんの経過について報告しています。

上記のことを踏まえて今年も特に紹介していただいた患者さんに焦点をあてて発表させていただきました。

発表の後私の方に声をかけてくださり、患者さんの紹介した後の状態などを質問していただいたり感想を述べてくださったり、やはりこういうコミュニケーションをとる会は大事だなと改めて感じた次第です。

いつも赤ちゃんを紹介していただき治療させてもらう。そしてその経過なり知見なりを皆様に還元する・・・当たり前のことですが、日々の忙殺された環境の中でどうしてもうまく伝えられないことが多いので、こういう会でそういう不足した部分を補えるということは本当に有意義です。そして新しい医療事項や気をつけるべき事柄などを一緒に共有することもできますので、来て良かったと思っていただけるよう鋭意努力しないといけないと思っています。わざわざこんな岡山市の北のはずれまで来ていただくわけですから^^

今年は産婦人科は胎児心不全の話と子宮破裂の話、そして新生児科は症例報告と新生児無呼吸の話でした。特別講演として当院形成外科による周産期に関連した形成外科疾患についてお話がありました。どれもこれも感心してしまう内容で、大変充実していました。

我々も負けないようにがんばらねば!

最後にここのHPのことを宣伝したのですが、見に来てもらえてるかな~

じつはこの点が一番心配だったりします・・・。

 

 

 

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