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2016年7月15日

2016年度の国際ボランティアから帰国しました

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こんにちは。片山です。

7月1日からミャンマー、ラオスに向けて出発していたチーム青山が14日に帰国しました。

メンバーは当院から青山、片山、島根大学病院から仲田の3名の小児外科に加えて当院小児科医1名、助産師1名の計5名の編成でした。夏のボランティアは秋より少なめの団体です。

ミャンマーでは恒例のごとく手術を日が変わるまで行い、朝は8時ごろには始まるような状態でした。また、泊まる場所は新しくなったとはいえ扇風機しかついていない部屋でして、暑すぎてなかなか寝付けない状態が続き寝不足になりました。秋のミッションとの違いは眠りにくいということでしょうか?(あとうまいマンゴーが食べられるということも・・・)

また、ミャンマーでのミッションの途中にはマンダレー小児病院に赴き、Dr.Lin率いる小児外科医と共に膀胱外反症の手術を行っています。向こうの施設は日本とほとんど変わらない状態であり、スタッフは優秀な印象でした。

ここでは手術終了後医学生などが集まったところで講演を行いまして、青山と私、片山が英語で講演しました。その内容うんぬんよりも、そのとき配られたコーヒーが無性に甘かったのが記憶に残っているのは何故でしょうか?

ミャンマーでのミッション終了後当院小児科医と助産師は先に帰国し、我々3名がそのままラオスに入りました。

ラオスではマホソット病院という国立病院でラオスで一番大きい病院で手術を行う段取りになっていますが、ここの病院の場所と人を借りる形で手術を行う形式でした。

ミャンマーでは病院を間借りして、ジャパンハートのスタッフが好きなように使える状態ですので、いつ何時に手術を始めても、終えても大丈夫(スタッフは大変) でしたが、ラオスでは病院のスタッフは夕方以降は働いてくれないような状況らしく、終わる時間にある程度制限が設けられている状態でした。

それでも1日1件ないし2件の大きな手術を行うことができ、逆に夜は時間があるため、ナイトマーケットでお土産を買ったり、マッサージに行ったりと比較的自由な時間を持つことができました。

晴れて2週間のミッションを終えて帰国となりました。

この間、私たちの施設で留守を預かってくれていたスタッフの皆様に感謝です。ことの詳細や写真については追って当機構のHP上で報告できればと思います。

http://chushi-pediatric-surgery.com/index.html

以上、片山でした。

(写真はラオスで撮影)

 

 

 

 

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